甘味
おしゃかこごり
Oshaka Kogori
煎った大豆を混ぜた小麦粉の生地を蒸し、ごつごつと丸めた甲府市などの行事菓子。4月8日の灌仏会(花祭り)に甘茶とともに供えられ、釈迦の頭に似た形から食べると知恵が授かるとされる。
- 発祥: 山梨県甲府市
- 東京から西へ約110km
山梨県甲府市
何でできているか
煎った大豆をたっぷりと混ぜ込んだ甘い小麦粉の生地を、ごつごつとした塊にいくつも丁寧に丸めてふっくらと蒸し上げる。もちっとした生地の中に大豆の香ばしい歯ごたえが点在しているのが持ち味とされる。ごつごつとした形は釈迦の頭を表すとされ、これを食べると釈迦のように知恵が授かるとも古くから言い伝えられている。
どう作るのか
水に浸して戻した大豆を焦がさないよう中火でじっくりと煎り、小麦粉と砂糖、塩をよく合わせたところへ、温めた牛乳を少しずつ丁寧に加えて耳たぶほどの柔らかさになるまでよく練る。10等分してアルミカップに入れ、蒸し器で丁寧に10分ほど蒸すとされる。地域によっては団子状に丸めてつくることもあると伝えられている。
なぜこの形になったのか
4月8日の釈迦の誕生を祝う灌仏会に、甘茶とともに供えられてきた行事菓子と伝わる。ごつごつとした見た目を釈迦の頭に見立てた呼び名が付けられ、食べると知恵が授かると信じられてきたとされる。材料や形は地域や家庭ごとに違い、米粉やあられ、くるみを加えるところもあるなど、身近な材料で仕立てる工夫が重ねられてきたとみられる。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ山梨県
- あけぼの大豆の枝豆通常の1.6倍という大粒の「あけぼの大豆」を塩ゆでにする身延町曙地域の枝豆。明治から続く在来種だが機械化になじまず生産者の高齢化で希少となり、「幻の大豆」とも呼ばれてきたと伝わる。
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