ごはんもの
しょうが飯
Shouga Meshi
紀の川沿いの砂地で栽培される辛味の少ない新しょうがを、米と一緒に炊き込む和歌山市の一品。爽やかな香りが食欲をそそり、夏場でもさっぱりと食べやすいことから風邪予防や冷え性対策としても使われてきたという。
- 発祥: 和歌山県和歌山市
- 東京から西へ約450km
和歌山県和歌山市
何でできているか
「しょうが飯」は、紀の川沿いの砂地でとれる新しょうがを米と一緒に炊き込んだ混ぜごはんで、爽やかな香りが食欲をそそる一品となっている。新しょうがは普通のしょうがに比べて辛みが少なく、水分を含んでみずみずしい歯ごたえがあり、炊き込んだごはんは蒸らすとほんのりと色づいて香りが立つ。夏場でもさっぱりと食べやすく、ごまやねぎを添えて楽しむ。
どう作るのか
収穫した新しょうがを水洗いして白い肌を活かし、細かく刻むかすりおろして米と一緒に炊き込む。炊き上がったごはんと一緒に蒸らしてから混ぜると、香りが全体に行きわたる。ごまや薬味のねぎを添えて食べるのが一般的で、天ぷらや佃煮、ジンジャーエールなど、しょうがを使ったほかの料理にも応用が利く。さっぱりとした後味で、暑い時期でも食べやすい。
なぜこの形になったのか
和歌山市の河西や布引など紀の川沿いの砂地地帯では、大正初期から温暖な気候を生かしたしょうが栽培がおこなわれてきたとされる。昭和22年頃から露地栽培が本格化し、昭和40年代のハウス栽培普及で栽培面積が広がったという。植え付けから180日以内に収穫する新しょうがは全国有数の生産量を誇り、繊維が柔らかく京阪神をはじめ各地の市場に出荷されている。この地元産の新しょうがを米に炊き込んだのが「しょうが飯」の始まりと考えられている。
食べに行く前に
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