酒 ── 日本酒
発泡清酒
Happo Seishu
炭酸ガスを含ませた発泡性の清酒。低いアルコール度数と軽い口当たりに仕立てられることが多く、シャンパンのような泡立ちを楽しむ酒として、乾杯や食前酒の場面で選ばれることが多いとされる。
何でできているか
炭酸ガスを含ませ、泡立つ口当たりに仕立てた清酒とされる。シャンパンを思わせる軽やかな飲み口から、夏場や乾杯の場に向く酒として扱われることが多いという。通常の清酒よりアルコール度数を抑えて造られることも多く、飲みやすさを重視した設計とされ、日本酒に慣れていない飲み手からも選ばれやすいという。瓶の中で細かな泡が立ち上る見た目も楽しまれる。
どう作るのか
もろみを最後まで発酵させ切らないうちに瓶詰めし、瓶の中で二次発酵させて自然に炭酸ガスを生じさせる方法や、澱を取り除きながら仕上げる方法などが知られるとされる。にごり酒のうち発酵が生きたまま瓶詰めされた「活性にごり酒」も、結果として発泡性を帯びることがあるといい、狙って発泡させる製法とは背景が異なり、両者は区別して語られることが多いとされる。
なぜこの形になったのか
清酒の飲用機会を広げようとする中で、乾杯の場やパーティーなど、これまで清酒があまり選ばれてこなかった場面に合う酒質を目指して考案されてきたと伝わる。ワインやシャンパンに親しんだ層にも清酒を届けようとする試みの一つとして位置づけられ、乾杯用のグラスで供されることも増えているといい、洋食との相性を意識して開発する蔵もあるという。