肉 ── 地鶏
伊達鶏
Date-dori
フランスのブレス地方を視察した生産者が「南東北の気候風土に合った鶏を」と3年ほど研究を重ねて生まれたとされる銘柄鶏。両親ともに赤鶏という珍しい系統で、シャキシャキとした食感が特徴という。
- 発祥: 福島県伊達市
- 東京から北へ約250km
福島県伊達市
何でできているか
シャキシャキとした独特の食感を持ち、噛むと繊維がはっきり感じられるとされる。両親ともに赤鶏という系統ゆえ、脂よりも赤身の風味の濃さで印象づけるという。噛むほどに歯切れの良さが際立つ点も特徴とされる。焼き鳥にすると歯切れの良さが際立ち、刺身でもその食感の違いを楽しめるとされる。冷めても食感が損なわれにくく、弁当にも向くとされる。
どう作るのか
フランスのブレス地方を視察した生産者が「南東北の気候風土に合った鶏を」と3年ほど研究を重ねて生まれたとされる銘柄鶏。両親ともに赤鶏という珍しい系統だという。視察をもとにした試行錯誤の末、独自の交配様式が確立されたと伝わる。赤鶏同士を掛け合わせるという珍しい交配は、南東北の気候に合う独自の系統を作るための工夫だったと伝わる。
なぜこの形になったのか
福島県伊達市は南東北の内陸性気候を持つ土地とされ、フランスの銘柄鶏ブレス鶏の育て方をそのまま持ち込むのではなく、土地の気候風土に合わせて作り直そうとしたことがこの鶏の出発点だったという。海外の知見を土地なりに咀嚼し直す姿勢が、この銘柄鶏の背景にあるとされる。海外の銘柄鶏をそのまま輸入するのではなく、土地に合わせて一から作り直す姿勢が、この鶏の開発思想を象徴しているといえる。
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
対比
同じ福島県
- 会津ラーメン手打ちの平打ち太麺と、澄んだ醤油スープ。会津若松市の食堂が横浜で覚えた味を持ち帰ったのがはじまりとされる、喜多方とは別に育った会津地方のもう一つの中華そば。
- 会津カレー焼きそば福島県会津若松市で広まったソース焼きそばにカレーのルーをのせる一皿。食堂「トミーフード」が焼きそばにカレーをかけて出したのが始まりとされ、安さとボリュームで若者を中心に人気を集めたと伝わる。
- 会津牛会津盆地で育つ黒毛和種の去勢・雌牛。地元産の稲わらを中心とした飼料を与えられ、盆地特有の寒暖差の大きい気候が肥育に適するとされる、福島県を代表する銘柄。首都圏での引き合いも増えているという。
- ソースカツ丼(会津)とろみのある甘辛ソースをたっぷりかけた会津のソースカツ丼。由来は複数説あり定まっていないが、大正期の洋食文化を土台に、会津の日常の中で磨かれてきたとされる郷土の味である。
- 会津山塩ラーメン温泉水から作る山塩を使った塩ラーメン。まろやかな塩気が特徴。