ごはんもの
うずみ
Uzumi
しいたけと昆布の出汁に豆腐やしいたけを浮かせたすまし汁の下にご飯を埋め、ゆずやしょうがなど薬味を添える。古座川最奥の平井集落だけに伝わる法事の前夜料理で、京の懐石料理が伝わったとの言い伝えもあるという。
- 発祥: 和歌山県古座川町
- 東京から南西へ約440km
和歌山県古座川町
何でできているか
「うずみ」は、しいたけや昆布のだしをとったすまし汁に豆腐やしいたけの具を入れ、その下にごはんを埋めた精進の法事料理となっている。ごまやねぎ、しょうが、柚子などの薬味を添えていただき、白い豆腐に柚子やしょうが、ねぎの彩りが映える、香り高く味わい深い一杯で、東牟婁郡古座川流域の平井集落にのみ伝わる料理とされている。
どう作るのか
昆布としいたけでだしをとったすまし汁をつくり、豆腐やしいたけの具を加える。器にすまし汁を先に注いでからごはんを埋めるのが、この料理ならではの作法となっている。仕上げに柚子のみじん切りや白ごま、しょうがのすりおろし、ねぎなどを薬味として好みで加える。精進料理のためシンプルな味つけだが、薬味の香りが味わいに奥行きを添える。
なぜこの形になったのか
「うずみ」は、東牟婁郡古座川流域最奥部の平井集落だけに伝わる郷土料理とされる。1221年の承久の乱で都を追われた村上一族がこの地に逃れ、京都の茶懐石にある「うずみ料理」の風習を伝えたのが起源との説があるという。一方で、1185年の壇ノ浦の戦い後に平家の落人が開いたとされる集落で、農民が貴重な白米を具材の下に隠して食べたことに由来するという説も伝わる。逮夜と呼ばれる法事の前夜に仏を供養する料理として、今も受け継がれている。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
対比
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- ごま豆腐生のごまの皮を除いてすり潰し、高野山の水と吉野葛で練り上げて炊く精進料理の一つ。肉や魚を断つ修行僧のたんぱく源として生まれたと伝わり、今では高野山の土産や和食の一品として広く親しまれている。
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