米・穀物 ── 米の品種
こしいぶき
Koshiibuki
コシヒカリより早く収穫できるとされる新潟県の品種。あっさりした食味で、日常づかいの米として親しまれているといい、新米をいち早く楽しめる品種ともされる。名はコシヒカリの「こし」と、新潟の気候にちなむ「いぶき」から取られたとされる。
系譜
何でできているか
あっさりとした食味で、コシヒカリの血統を受け継ぎながらも日常づかいしやすい品種とされる。粒はすっきりとした食感で、高品質・良食味な特性を備えるといい、新米をいち早く楽しめる早生米という位置づけという。炊きたての香りも穏やかだといい、粒の一つひとつがしっかりとした輪郭を保つ、扱いやすい米とされる。粒の大きさはコシヒカリよりやや小ぶりとされる。
どう作るのか
1988年に新潟県農業総合研究所が「東北143号(のちのひとめぼれ)」を母、「山形35号」を父として交配し育成したとされる。コシヒカリよりおよそ10日ほど早く収穫できる、早生の晩という熟期に仕立てられたという。1999年に奨励品種に選ばれた。コシヒカリの栽培経験を活かしやすい性質も重視され、既存の生産体制に組み込みやすい品種として育成されたという。
なぜこの形になったのか
新潟県はコシヒカリの主産地だが、収穫時期が全県で重なると労力も加工も集中してしまうとされる。より早く刈り取れる品種を置くことで作期を分散させる狙いがあったといい、名はコシヒカリの「こし」と新潟の気候にちなむ「いぶき」から取られ、「新鮮で活力に満ちた21世紀の米」を目指したとされる。県内では9月上旬から出荷が始まるといい、その年最初の新米として店頭に並ぶことが多いとされる。