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酒 ── 日本酒

純米大吟醸酒

Junmai Daiginjo-shu

精米歩合50%以下まで磨いた米だけで造る清酒。米粒の半分以上を削り落とすため雑味が少なく、吟醸造りの低温発酵と合わさって際立った香りが出るとされる、特定名称の中でも最も磨き込みの深い区分。

何でできているか

米・米麹・水のみで、精米歩合50%以下まで磨いた米を使う。米粒の外側半分以上を削り落とすことで、雑味の元になるたんぱく質や脂肪分がほぼ取り除かれ、香り高く澄んだ酒質になりやすいとされる。特定名称の中でも最も削り込みが深い区分にあたり、磨く前の米粒の面影はほとんど残らないという。贈答や祝いの席で選ばれることが多いとされる。

どう作るのか

吟醸造りの技法で、通常より低い温度を保ちながら長い時間をかけてもろみを発酵させる。米を深く磨くほど麹造りともろみ管理が難しくなるとされ、削り込んだ小さな米粒は割れやすく、蒸し方や麹の付き方に細かな調整が要るという。醸造アルコールを一切使わないため、味の輪郭は米と麹の状態だけで決まるとされ、蔵ごとの個性が出やすい造りとも言われる。

なぜこの形になったのか

精米技術の向上により米をより深く磨けるようになったことが、この区分を可能にしたとされる。1989年の特定名称の整理で精米歩合50%以下・醸造アルコール無添加という基準が定められ、より深く磨くほど雑味が減るという経験則を、米だけで醸す純米酒の系統でも追い求めた結果として生まれた区分と伝わる。特定名称の中では最も遅れて広まった顔とも言われ、今では専門店で扱われることも増えたという。

食べに行く前に

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