ITADAKI ATLAS

練り物・豆腐・こんにゃく ── 練り物

伊達巻

Datemaki

白身魚やエビのすり身に卵とだしを加えて焼き、巻き簾で巻いた甘い練り物。名前の由来は伊達者説と伊達政宗説など諸説伝わり、正月の御節に欠かせない。はんぺんで代用してもよいとされ、卵焼きに近い工程で仕立てられる。

系譜

伊達巻はんぺん

何でできているか

白身魚やエビのすり身に卵黄や溶き卵、だしを加えてすり混ぜ、みりんや砂糖で甘く調味して焼き上げた練り物。渦巻き状の断面と黄金色の見た目、卵らしいふんわりとした甘さが持ち味とされる。卵とすり身を合わせることで、卵焼きよりもしっとりとした厚みのある食感になるという。冷めても硬くなりにくいよう、卵とだしの配合を工夫する作り手も多いとされる。

どう作るのか

すり身と卵、だしをよくすり混ぜて焼き、熱いうちに巻き簾で巻いて形を整える。はんぺんで代用してもよいとされ、卵焼きに近い工程でありながら魚のすり身を加える点が普通の卵焼きと異なる。巻き簾の目の細かさによって表面の模様も変わり、店ごとの個性が出やすい工程とされる。焼き上がりの厚みや巻きの固さは店ごとに差があり、ふんわり仕立てるかしっとり仕立てるかで好みが分かれるという。

なぜこの形になったのか

名前の由来には、洒落たものを指す「伊達者」から来たという説と、武将・伊達政宗の好物だったからという説が伝わり、はっきりしないという。見た目や色合いが華やかなことから正月の御節料理に定着し、地域によってはだし巻き卵で代えることもあるとされる。宮城県石巻市には、同じ材料を巻かずに焼く「カステラかまぼこ」という郷土の一品も伝わるという。

食べに行く前に

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