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揚げもの ── 揚げ物

コロッケ

Korokke

じゃがいもと挽き肉を混ぜて衣をつけて揚げた洋食。大正期、フランスのクロケットとイギリス由来のじゃがいも料理が合わさり、とんかつ・カレーライスと並んで家庭に定着した洋食の一つとされる。

系譜

何でできているか

蒸してつぶしたじゃがいもに炒めた挽き肉と玉ねぎを混ぜ、俵形に整えて衣をつけて揚げる。表面はパン粉の粗い食感でザクザクと鳴り、中はほくほくとしたじゃがいもがひき肉の旨みを吸って一体になっている。冷めてもじゃがいもの甘みが残り、惣菜として持ち帰っても味が落ちにくいとされ、弁当のおかずとしても長く親しまれてきた。

どう作るのか

じゃがいもを蒸してつぶし、炒めた玉ねぎと挽き肉を混ぜ込んで俵形にまとめる。薄力粉・溶き卵・パン粉の順に衣をつけ、170〜180度の油できつね色に揚げる。じゃがいもの水分量を見極めて衣が破れない硬さにまとめるのが勘所とされ、精肉店の総菜として量り売りされることも多いという。家庭ではひき肉の代わりにツナやコーンを混ぜる作り方も広まっている。

なぜこの形になったのか

大正期、フランス発祥のクロケットに影響を受けつつ、イギリス由来のじゃがいも料理の系統も合わさり、日本オリジナルのじゃがいもコロッケが生まれたとされる。とんかつ・カレーライスと並んで家庭に定着した洋食の一つとされ、東京の西洋料理店から広まった洋食が、庶民の惣菜として定着していく過程を象徴する一皿とみられている。高価だった洋食を、身近なじゃがいもで手の届く一品に翻案した工夫が今も生きている。

食べに行く前に

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