ITADAKI ATLAS

海藻

ノリ

Nori

紙状に加工して食べる海藻の総称。支柱式の養殖では干満差の大きい遠浅の海で、満潮時に海水に浸り干潮時に日光を浴びることで旨みが凝縮される。焼くとパリッとした食感と磯の香りが立ち、初摘みほど柔らかく甘いとされる。

系譜

何でできているか

焼くとパリッとした食感とともに、香ばしさとトロけるような甘みを含んだ独特の旨みが立つ。口どけがよく、噛むというより溶けるように喉を通っていくのが特徴とされる。初摘みのノリほど柔らかく甘みが強く、摘み取る時期が味を大きく左右する。同じ海で育っても、摘む日によって別物のような差が出るといい、初摘みと後摘みを食べ比べればその差は歴然とされる。

どう作るのか

支柱を立てて網を張る支柱式養殖では、1日2回、満潮時に海水に浸り干潮時に日光を浴びる。この干出を繰り返すことで海水と太陽光を交互に吸収し、旨みが凝縮されるとされる。遠浅で干満差の大きい海でなければ成立しない、潮任せの養殖法といえる。生産者は日々の潮回りを読みながら網の張り具合を調整するといい、収穫のタイミングも潮の動きに合わせて決まる。

なぜこの形になったのか

有明海は満潮と干潮の差が最大6メートルにも達する、国内屈指の干満差を持つ海とされる。この極端な干出環境こそがノリ養殖に適しており、「佐賀海苔」という一つの土地の名を冠したブランドが育つ土壌になったと言われる。海そのものの癖が、そのままブランドの個性として語られており、生産者の技術がその癖を活かす形で磨かれてきたと伝えられる。

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本場

  • 佐賀県 佐賀市 本場

    有明海は最大6mにも達する国内有数の干満差を持ち、この環境が支柱式養殖と旨みの凝縮に適しているとされる。

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