米・穀物 ── 米の品種
にこまる
Nikomaru
高温でも品質が落ちにくいとされる品種で、粒が大きく粘りが強いという。九州沖縄農業研究センターで育成され、温暖化への対応品種として広がっているとされる。名は「煮ても焼いても」にちなむとされ、丼物や寿司飯にも向くという。
系譜
にこまる
何でできているか
大粒で粒張りが良く、ヒノヒカリ並みかそれ以上とされる強い粘りと艶を持つ。コクと甘み、うまみのバランスが良いといい、高温の年でも粒が白く濁りにくいとされる。粒感がしっかりしているため丼物や炊き込みご飯、寿司飯にも向くという。炊きたての香りも豊かだといい、噛むほどにコクが広がる、食べ応えのある米とされる。見た目にも艶があり、盛り付けたときの印象がよいとされる。
どう作るのか
1996年に農研機構がきぬむすめと「北陸174号」を交配して育成を始めたとされる。ヒノヒカリが登熟期の高温で品質を落としやすいという課題に応える品種として開発されたという。母品種のきぬむすめの良食味と、高温耐性に優れる北陸174号の性質を両方受け継ぐことを狙って選抜が重ねられたとされる。1999年に品種登録されたという。
なぜこの形になったのか
九州・西日本の夏の高温化に対応する狙いで育成されたとされ、暑さの中でも品質が安定する性質が評価されているという。名は「煮ても焼いても」笑みがこぼれるほどおいしいことと、丸々とした粒張りの良さの両方にかけたとされ、九州沖縄地域を中心に作付けが広がってきたという。熊本県では2000年代後半から奨励品種となり、県産米の高温対策品種として定着してきたという。