惣菜 ── 洋食
ポークチャップ
Pooku Chappu
厚切り豚ロースにケチャップ風味のデミグラスソースを絡めた洋食。本場のマデラソースの代わりにケチャップを使う型が定着したとされ、北海道の各地に名店が残る。ボリュームの多さも特徴という。
- 肉
何でできているか
厚切りの豚ロース肉が、ケチャップの酸味を利かせたデミグラス風ソースにたっぷりと絡む。本場のポークチョップが使うマデラソースとは違い、ケチャップの甘酸っぱさと玉ねぎの甘みが前面に出るのが特徴とされる。皿からはみ出すほどの厚みで供する店もあり、ボリュームも売りの一つという。土地や店によって仕上げ方に違いが出る一皿だという。
どう作るのか
厚切りにした豚ロース肉を焼き、あるいはオーブンでじっくり火を通したあと、ケチャップを使ったデミグラス風のソースをかけて仕上げるのが基本の型とされる。玉ねぎを甘くなるまで炒めてソースに加える店が多く、家庭料理として作られてきた歴史も長いといい、レストランごとに味付けの幅がある。食べ手の好みに合わせて味を微調整する店も多いとされる。
なぜこの形になったのか
一説によると、本場アメリカのポークチョップが日本人の味覚に合わせて翻案される過程で、マデラソースの代わりにケチャップを使ったデミグラス風ソースが定着したという。発祥の店ははっきりしないが、家庭の味として親しまれてきた料理だとも伝わり、開拓の歴史を持つ北海道の各地に名店が残るという。洋食屋ごとに受け継がれてきた工夫がここにも表れているという。