惣菜 ── 洋食
明太子パスタ
Mentaiko Pasuta
辛子明太子をバターや醤油で和えたパスタ。たらこを使う和風スパゲッティが広まる中で、より辛みの強い型として枝分かれしたとされる。喫茶店や洋食店のメニューにも広く取り入れられてきた。
- パスタ
系譜
明太子パスタたらこスパゲッティ
何でできているか
橙色に染まった麺に、辛子明太子のつぶつぶが絡みつく。たらこスパゲッティのまろやかさとは違い、唐辛子の辛みがはっきりと感じられるのが特徴とされる。バターや醤油で香りづけし、大葉や刻み海苔を添えて薬味の香りを重ねる店が多いといい、辛さの強さは店ごとに幅がある。土地や店によって仕上げ方に違いが出る一皿だという。
どう作るのか
茹でた麺をバターや醤油で和え、ほぐした辛子明太子を加えるのが基本の型とされる。明太子は加熱で辛みと風味が飛びやすいため、火を止めてから和える店が多いという。生クリームを加えてまろやかに仕立てる店もあり、仕上げにバターをひとかけら追加する例も伝わる。食べ手の好みに合わせて味を微調整する店も多いとされる。
なぜこの形になったのか
一説によると、たらこを使う和風スパゲッティが広まる中で、より辛みの強い辛子明太子を使う型が枝分かれして生まれたという。福岡で辛子明太子が名物として定着したことも、麺料理への応用を後押ししたと考えられており、喫茶店や洋食店のメニューにも広く取り入れられてきた。洋食屋ごとに受け継がれてきた工夫がここにも表れているという。