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粉もの ── 粉もの

じりやき

Jiriyaki

群馬県の農村部で親しまれてきた味噌風味のお好み焼き「じりやき」。かつては囲炉裏の灰の余熱でじっくり焼き上げ、焼くときの「じりじり」という音が名の由来とされる、農作業の合間の軽食。

何でできているか

小麦粉を味噌だれで溶いた生地に、刻んだ野菜を混ぜ込んで焼く。味噌の香ばしさとコクが先に立ち、ソースを使うお好み焼きとはまた違う味わいになるとされる。地域によってはえごまをすってだしと合わせ、香ばしさに深みを加えることもあるという。焼き上がりは表面がやや黒みを帯び、味噌の焦げる匂いが香ばしさを増す。

どう作るのか

えごまを軽くいってすり鉢ですり、砂糖・味噌・だし汁を加えてよく練った生地に、桜えびやふきのとう、ネギ、キャベツなど好みの具材を刻んで混ぜ込む。かつては囲炉裏の灰の余熱を使う焙烙焼きが主流だったとされるが、今はホットプレートで焼くのが一般的だという。具材や生地の硬さに決まりはなく、家庭ごとに味が異なる。

なぜこの形になったのか

群馬では昔から女性も男性も共に働く習慣があり、仕事を終えたあとに手早く用意できる食事としてじりやきが好まれたと考えられている。田んぼの少ない南牧村ではえごまを加えるなど、畑作の広がりが具材の違いにもつながったとされる。農作業の合間の「おこじはん」として片手で食べられる軽食であることも、この形が定着した理由と考えられている。この片手で食べられる手軽さは、今も群馬の農村部の暮らしにしっかりと合っているという。

食べに行く前に

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