惣菜 ── ご飯のお供
鮭フレーク(焼き鮭ほぐし)
Sake Flake
焼いた鮭の身をほぐして作る保存食で、瓶やパウチに詰めて常備される。骨や皮を除いた食べやすさから、ご飯に混ぜたりのせたりして手軽に使われる、忙しい朝にも重宝される一品とされる。
何でできているか
焼くか蒸すかした鮭の身を骨と皮を除いてほぐしたものが鮭フレークである。塩気は控えめから強めまで商品によって幅があり、そのままご飯にのせても、混ぜご飯やおにぎりの具にしても使える汎用性の高さが持ち味とされる。ほろほろとした身のほぐれ方が食感の中心になり、子どもや高齢者にも食べやすい骨のない形として重宝されているという。
どう作るのか
塩を振った鮭を焼くか蒸すかしたのち、骨と皮を丁寧に取り除きながら手や機械でほぐしていく。瓶詰めやレトルトパウチに詰めて加熱殺菌することで常温保存できる商品として流通しており、開封後は冷蔵で保存して早めに食べ切ることが勧められている。塩鮭を使うか生の鮭を使うかで塩気の強さが変わり、商品ごとに味の方向性が分かれるという。
なぜこの形になったのか
鮭を焼いたり干したりして保存する加工は、鮭漁が盛んな北海道などで古くから行われてきたと伝わる。骨や皮を取り除いてほぐす形は、瓶詰め・缶詰技術の普及とともに広まった比較的新しい加工とされ、骨を気にせず食べられる手軽さが弁当やおにぎりの具として重宝される理由になっているという。冷蔵庫の普及以前から根づいていた鮭の保存文化が、現代の加工食品として姿を変えたものとも言える。