ごはんもの ── 丼物
三色丼
Sanshoku-don
肉そぼろ・卵そぼろ・青菜を三色に分けて盛った丼。汁気が少なく傷みにくいことから弁当のおかずとしても重宝され、高たんぱく・低脂肪で彩りよく仕上がる一杯として紹介されている。
何でできているか
甘辛く炒った肉そぼろの茶色、卵そぼろの黄色、さやえんどうなど青菜の緑色が、飯の上できれいな三色に分かれて盛られる。見た目の彩りだけでなく、そぼろのしっとりした食感と青菜のしゃきっとした歯ざわりが一口ごとに交互に現れ、三つの味が混ざらないまま口の中で出会う構成になっており、見た目の三色がそのまま栄養バランスの目安としても語られている。
どう作るのか
鶏そぼろや豚そぼろを醤油と砂糖で炒りつけ、卵は箸で細かくかき混ぜながら炒って「卵そぼろ」に仕上げる。そこへ塩ゆでしたさやえんどうや絹さやを刻んで加え、三色が混ざらないよう飯の上に分けて盛りつける。汁気を残さず仕上げるのが崩れにくくするコツとされ、弁当箱に詰めても傾きにくく、時間が経っても彩りが保たれる利点にもつながっている。
なぜこの形になったのか
茶色・黄色・緑色の三色がきれいに分かれて見える丼という説明が、そのまま料理名になったとみられる。汁気が少なく傷みにくいことから弁当のおかずとしても重宝され、高たんぱく・低脂肪でありながら彩りよく仕上がる点が、食が細くなりがちな場面でも箸を進めやすい丼として選ばれてきた理由とされる。運動量の多い人の食事指導の場でも紹介される一杯だといい、学校給食や家庭の食卓にも取り入れられている。