ITADAKI ATLAS

調味料

ぽん酢

Ponzu

柑橘の搾り汁に酢や醤油などを合わせた合わせ調味料。語源はオランダ語で柑橘酒を指す「pons」に由来するとされ、明治期には調味料としての記録も見られる。鍋物や刺身のつけだれとして広く使われる。

何でできているか

柑橘の酸味と醤油の塩気・旨味が同時に来る、さっぱりとした合わせ調味料。単なる酢や醤油よりも味の輪郭がはっきりしていながら重くならず、鍋物や刺身につけると素材の味を洗い流すのではなく、むしろ輪郭を際立たせるとされる。脂の多い食材と合わせると酸味が脂を切る働きをするという。餃子や唐揚げにも合わせやすく、和洋を問わない汎用性の高さがあるとされる。

どう作るのか

柑橘の搾り汁に酢・醤油・だしなどを合わせて造る。柑橘の種類や配合比率は家庭や店ごとに幅があり、決まった規格があるわけではないとされる。搾りたての柑橘汁を使うか、あらかじめ調味した「味付けぽん酢」を使うかでも風味が大きく変わるという。柚子・すだち・かぼすなど、地域で好まれる柑橘の違いがそのまま味の個性になるとされる。

なぜこの形になったのか

語源はオランダ語で柑橘酒を指す「pons」に由来するとされる。もともとは柑橘の搾り汁と酢を合わせた飲み物やたれとして使われ、明治期には調味料としての記録も見られるとされる。醤油や酢などすでに各地で発達していた調味料を組み合わせる形で成立したと考えられている。単一の産地に縛られない成り立ちが、全国どこでも独自の配合が生まれる土壌になったといえる。

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